組み込みLinux基板開発サービス
Linux Board
組み込みLinux基板開発なら、
評価用プラットフォームの組み込みLinux基板を準備した東信電気におまかせください!
シングルボードコンピュータは、IoTデバイスの制御やデータ処理に利用されます。
センサーとの組み合わせで、温度・湿度のモニタリング、セキュリティシステム、スマートホーム制御など、さまざまなIoTアプリケーションに使用されます。
シングルボードコンピュータの代表例としてラズベリーパイ(Raspberry Pi、ラズパイ)、BeagleBoardなど市販のシングルボードコンピュータが存在しています。
これらの製品はプロトタイプ(PoC)開発を行うには非常に便利ですが、量産フェーズへ移行するには、市販製品であるがため供給継続性や調達性や環境物質対応などが課題になることがあります。
東信電気ではIoT/エッジコンピューティング向けに最適なTexas Instruments製プロセッサーを採用した評価用プラットフォームの組み込みLinux基板を準備しております。
既にポーティングされた環境を活用することで、開発期間の短縮や直ぐに試作評価に着手することが可能となります。
また、お客様のご要望に合わせて、必要な機能だけを実装した製品の開発が可能です。
組み込みLinux基板開発サービスは
ベース基板「東信プラットフォーム」を使用して
量産を踏まえた開発の
「コスト」、「リードタイム」を
抑えながら
IoT/エッジコンピューティングとして
「最適な仕様」の
- 量産時の品質確保
- 信頼性試験による品質確保
- 長期供給
開発ができます
カスタマイズ例
CUSTOM
例1 ベース仕様からの機能削減開発
基板の小型化、量産コスト低減例
必要の無い、回路やコネクタを削減し基板の小型化、コスト低減を実現
例2 MPUの変更(コスト削減の裏技)
お客様の製品に必要な性能に合わせて、MPUデバイスを選択することができます。
併せて、最適なコストに抑えることが可能です。
量産コスト低減の具体例
テキサス・インスツルメンツ社 Sitaraデバイスの特長
同シリーズの場合、ピンコンパチなため、デバイスの実装変更が可能
AM5749の場合 (デバイス型番は一例です。) ※コスト(1Kunit購入時)は2020年9月時点での参考価格です。
シングルボードコンピュータとマイコンボードの違い
Difference
違い1: プロセッサの違い
シングルボードコンピュータは一般的に汎用のプロセッサ(ARMアーキテクチャなど)を搭載しており、パソコンと同様の性能を提供します。
一方、マイコンボードは低消費電力のマイクロコントローラ(MCU)を搭載しており、一般的に低速であり、特定のアプリケーションに最適化されています。
違い2: オペレーティングシステムの違い
シングルボードコンピュータはオペレーティングシステム(OS)を実行することができます。これにより、ソフトウェアプログラムやアプリケーションを実行できます。
一方、マイコンボードは一般的にリアルタイムオペレーティングシステム(RTOS)を実行し、組み込みアプリケーションの制御や制約された環境での動作に適しています。
違い3: 性能の違い
シングルボードコンピュータは一般的により高性能であり、高度な処理能力とコンピューティングリソースが必要なアプリケーションに適しています。
これに対して、マイコンボードは低コストであり、制約のある環境やリソース制約のあるアプリケーションに適しています。
市販シングルボードコンピュータではなぜ量産NG?
Why not
発煙、発火やノイズによる誤動作も、全ての責任は導入したお客様の責任
高性能で低価格のシングルボードコンピュータ。IoT/エッジコンピューティングのPoC用途として導入されている企業様も多いと思われます。ただし、シングルボードコンピュータは量産用に最適化されたコンピュータではありません。
シングルボードコンピュータをそのまま製品化すると、信頼性試験の結果を解析できないため品質保証が得られなくなります。万が一、発煙、発火やノイズによる誤動作が発生した場合には全ての責任は導入したお客様の責任となってしまいます。そのまま商品化することには大きなリスクを伴います。
また、部品もいつまで手に入るかわかりません。1台、2台の社内用であれば大きな問題は起きませんが、商品として販売・納入するのであれば、シングルボードコンピュータをそのまま商品化することには大きなリスクを伴います。
シングルボードコンピュータ開発でお困りなら
東信電気では、お客様が開発したシングルボードコンピュータを量産向けに開発し直すことも可能です。
設計開発・量産でお困りのことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
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